この地域で昔から食べられている”なたまき”
餅粉で作ったゆべしのようなものを、笹でくるんだお菓子です。
“なたの刃”に形が似ているので、なたまき、なのかな?
高温多湿で物が腐りやすい地域なので、殺菌作用のある笹を使うものが多いのかもしれません。
それでは材料を・・・
米粉 1kg
砂糖 450g
しょうゆ 180cc
水 540cc
ごま 50g
クルミ 70g
笹 適量
ひご 適量
つまようじ 適量
1、ボウルに米粉と砂糖を入れて混ぜ合わせます
2、計量カップなどに醤油と水を合わせ、1に少しずつ加えます
少し粉っぽく見えますが・・・
しっかり混ぜていくと、しっとりしてきます。
3、一つにまとめてごまやクルミを入れます
今回は、別々に入れるので、半分にしていれてみました。
4、笹で包みます
笹は、取ってきて、きれいに洗ったものを冷凍しておき、それを使いました。
まず、笹の表にたねを乗せます。四角にしなくても、蒸すと膨らんで四角になるんですよ(*^-^*)
笹のとがった方を最初に折り、根元の方を後で折るようにして、四角にします。
それを、もう一枚の笹に90度回して置き・・・
同じように、笹のとがった方を最初に折り、根元の方を後で折るようにして、四角にします。
5、ひごで結んだり、つまようじで留めるなどして、固定します。
つまようじで留める時は、下の笹も一緒に刺すといいです。
この辺りではひごと言いますが、イグサです。手に入らない時は、紐でも大丈夫です。
ひごは、水につけて柔らかくしてから使います。でないと、折れたり切れたりしちゃうのです(+_+)
まず、左の方に5~6センチ残して持ったら・・・
一巻きします。
残しておいた方を上に、長い方を下から巻くようにして十文字にひごをかけます。
ここから、がんばって!
短い方を、ながいほうにからめるようにして・・・
一番下を通します(^▽^;)
短い方を、長い方にからめるようにして結びます。
ちょっと分かりにくいかな(>_<)
片方を長いままにしてして、5個くらいずつまとめたりもしますが、今回は、切ってそろえてしまいます。
出来上がり。
でも実は・・・
包んだ合わせ目を下にしてざるに重ね、
そのまま蒸しても出来上がります( *´艸`)
これはお皿ですけど、ざるに並べ替えてね。
それでは蒸したいと思います。
いつものように・・・蒸し器でなくても大丈夫。
鍋に2~3センチほどお湯を沸かし、下に小鉢を置いてなたまきが水につからないようにして20~25分蒸します。
蒸しあがったかどうかは、一個開いてみて全体が透明で、中まで透明になっていたら大丈夫(*^^)v
そして、ちょっと別の感じに・・・
まず、たねを丸めて
そうしたら、三本の指を使って・・・
これを蒸すと
ちょっと見たことがある感じになりました(^-^)
なたまきは、冷凍保存もできるので多めに作ってもいいかもしれません。
今回、実はみそ味も作っていました。
水とお醤油を混ぜたものを入れる時に、水にお味噌を溶かして混ぜるだけです。
1kgの餅粉で、三種類、笹も小さいものを使ったせいか、80個くらいできました。
結び方や材料がどこで売っているかなど、分からない事はいつでも聞いてくださいね。
笹はあそびあでたくさんとれま~す(^^♪
ぜひ作ってみてくださいね。
あそびあのおばちゃん ほそや