一雨ごとに、気温も低くなってきますね。
かと思うと、暑い日があったり・・・
体調管理が難しいですが、風邪などひかないようにしたいものです。
9月は、このあたりで豆名月と呼ばれる中秋の名月がありましたが、10月には いもこ名月 があったんですよ。
10月18日(月)でした。
私の実家では、お団子と芋煮をお供えして、ちょっとだけお月見したみたいでした。
ということで今回は、山形では秋の代表的な食べ物でもある、芋煮を作ってみたいと思います。
芋煮のつくり方はいろいろあるのですが、手順が簡単なもので作ってみたいと思います。
材料
里芋 300g
牛肉 200g
麩 適量
こんにゃく 1/2枚
ごぼう 1/3本
きのこ 1袋
長ねぎ 1本
しょうゆ 60cc
さとう 50cc
酒 大さじ2
だしの素 小さじ1
1、麩を水に浸しておきます
完全に柔らかくなるまで少し時間がかかるので、早めに水につけて、そのまま置いておきます。
麩は、必ず入れないといけないわけではありませんが、東根の特産物でもあり、芋煮の味がしみ込んでと~ってもおいしいのでおすすめです。
2、ごぼうの皮をこそぎ、ささがきにします
こそぐとは、皮を包丁やピーラーなどでむくのではなく包丁の背や、たわしなどで削り取ることを言います。
ごぼうは皮に風味があるので、むくのではなく、たわしで強めに洗ったり、包丁の背で削りましょう。
金たわしでも、普通のたわしでも大丈夫です(^-^)
ささがきをするときは、あく取りのためにボウルに入れた水に、少量の酢を入れたものを準備して行います。
ごぼうが太い時は、縦に半分や十字に切り込みを入れて行います。
3、里芋を、食べやすい大きさに切ります
4、鍋に里芋とごぼう、ひたひたの水、しょうゆ、さとう、酒、だしを入れて火にかけます
びっくりする方もいらっしゃると思いますが・・・
最初、水だけで里芋を煮ることがありますが、そうするとぬめりやあくがでて、それを取り除かなくてはいけなくなります。
塩分を先に入れることで、あく取りが必要なくなるし、汁が必要以上にとろとろしなくなります。
そして、里芋に十分に味が入るので、私はこのように作っています。
5、こんにゃくをまな板の上でたたき、手でちぎります
味がしみ込みやすくなります。楽しくできるので、おこさんと一緒にやってみましょう!
できたら鍋に入れます(^-^)
6、きのこのいしづきを取り、ほぐして鍋に入れます
7、このくらいになると、麩が柔らかくなっているので、軽く絞って切り、鍋に入れます
小さくても大きくてもいいので、お子さんにちぎってもらうのもいいと思います。
8、一旦味を整えます。お肉をいれると甘みが出るので、まずはだいたいで。
山形の内陸地方の芋煮は牛肉を使うので、すき焼きのような少し甘めのしょうゆ味です。
庄内地方は豚肉を使うみそ味。私達からすると、豚汁のように感じてしまうのですが・・・
時間がある時はゆっくり煮込むと里芋も柔らかくなり、味もしみ込みます。
あまりとろとろしない里芋が好きな方もいらっしゃるので、お好みで加減してください。
9、牛肉を入れます
お肉は先にしょうゆで炒めてから入れる方もいらっしゃいます。そのあたりは、お好みで。
10、ここでしっかりと味を整えます。おすすめは一つまみの塩を入れること。
塩梅(あんばい)というように、塩には独特のうま味があって、少し入れると味が締まるというか深みが増すというか・・・
ちょっとだけね。
11、長ねぎを切ります
大きめの斜め切りが一般的ですが、お子さんに切ってもらったら、いろんな形があって、面白いかも(*^^)v
12、お肉に火が通ったら、ねぎを入れてひと煮立ちさせます
大量の長ねぎ!これがうんまいのです\(^o^)/
このままひと煮立ちさせて、そのあと火を止めてふたをして長ねぎに火を通します。
子どもたちはしっかり火を通した方が食べやすいかな。
外でみんなでわいわいと!
が、芋煮会の定番ですが、なかなかそれは難しい・・・(>_<)
お家でゆっくり味わって食べましょうね。
来年は、河原でできるといいな(*^▽^*)
あそびあのおばちゃん ほそや