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遊び育つ子どもをみんなで育む情報紙

あそびあタイム No.45 2025年5月5日発行

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あそびあタイム No.45の表紙

号数
No.45
発行日
R7/5/5発行
発行責任者
特定非営利活動法人クリエイトひがしね 理事長 菊地 和博

祝 あそびあランド12周年&さくらんぼタントクルセンター20周年!!

特集 これからの子育てを考える 連続講座 レポート!!

生きているだけですごいんだ~子どもたちの幸福のために大人ができること~

特集 令和6年度 これからの子育てを考える 連続講座

子どもにとって最善の利益(well-being)とは?

令和7年2月28日にタントクルセンターとオンラインで開催された連続講座第3回目のレポートを紹介します!

生きているだけですごいんだ 子どもたちの幸福のために大人ができること

第3回 講師 認定NPO法人フリースペースたまりば 理事長 西野 博之氏

本当は学校に通いたい子どもたち

「たかが学校、されど学校」これが、子どもの居場所づくりに関わるようになった私の活動の原点です。不登校の子どもは「学校嫌いな子」と思われがちですが、それは違います。学校が安全・安心で楽しく学べる場所なら、本当は行きたいのです。それが叶わないことで、どれだけ多くの子どもが苦しみ、自ら命を絶ってしまったことでしょう。子どもにとっては「たかが学校」ではなく、「されど学校」なのです。

現在の教育システムの問題点

なぜ、学校は楽しい場所にならないのでしょうか。その主な要因は、明治時代から続く教育システムにあります。学習指導要領の下、同じ教科書を用い、同じ学習内容を同じペースで学び、そして、テストで比較されます。学校は本来、一人ひとりの「好き!」「楽しい!」「なぜ?」を追求する場所であるべきなのに、学びの中心に子どもはいません。挙げ句に、登校できなくなると、「学校不適応児」とレッテルを貼り、学校に適応させようとします。それが間違いなのです。問題なのは、「学校に適応できない子ども」ではなく、「一人ひとりの子どもに適応できない学校」なのです。

新しい教育システム 創造への視点

人工知能などの科学技術が進歩した時代に学校教育に求められるのは、教科書を覚える力ではなく、目標に向かって頑張る力や人とうまく関わる力といった非認知能力を育むことです。それには、学びの中心に子どもを置き、一人ひとりの違いを尊重しながら多様な学びと育ちを保障しなければなりません。そして、「学校は“自分の好き”をとことん突き詰められる場所」「教師は、一人ひとりの子どもを起点とした学びの支援者」という新しい教育がシステム化されれば、子どもは苦しみから解放されるはずです。

「大丈夫!」の種を蒔いてあげよう

学校の在り方に加え、親の役割も重要です。親が子育てに不安を抱くと、子どもは自信を奪われてしまいます。逆に、安心感で包んであげると、子どもは自信を持って生きていきます。大切なのは、「大丈夫!」の種を蒔いてあげることです。

幸せを実感できる社会の実現

昨年、不登校児童生徒が過去最多となる約35万人に達しました。もう待ったなしです。これ以上、苦悩する子どもをつくるわけにはいきません。学校改革、そして、大人の意識改革を進めて、「生まれてきて良かった!」「生きているって楽しいよ!」と思える社会をみんなで実現していきましょう。

感覚統合あそびの紹介 あそびあランド編

感覚統合の土台となるのは、「聴覚」「前庭覚」「固有受容覚」「触覚」「視覚」の5つの感覚です。前号では、けやきホール内にある『感覚を刺激する仕掛け』を紹介しましたが、今回は「あそびあランド編」です。あそびあランドでは、豊かな自然が様々な刺激を与えてくれますので、土台づくりには最適です。

聴覚

固有受容覚

前庭覚

触覚

視覚

刺激するものがたくさんあったとしても、子どもたちがその世界で自由にのびのびと遊ばないと大切な感覚は育まれません。感覚は一人ひとり違います。誰かが教えてくれたから身につくものではなく、子ども自身が自ら感じて育んでいくものです。「じ~っと見ていたい」「聞いていたい」「触れて感触を楽しんでみたい」「自由に転がりたい」「跳んでみたい」「自分の力でのぼってみたい」など子どもは自分に必要なことをやっているといわれており、それをやりきることで次のステップに自ら進むことができます。

大人の価値観に導き過ぎることなく、子どもたちが自ら育もうとする姿を見守ってみてはいかがでしょうか。

原っぱで遊ぶ子どもたち体を動かして遊ぶ子どもたち草の上で遊ぶ子ども泥や水にふれて遊ぶ子ども木工あそびプレイパークで遊ぶ子どもたち

あそび研究部 小川で生き物探し

あそびあランドのプレイパーク脇からザリガニ池まで続いている小川!小川にはたくさんの生き物が生息しています。

今回は、小川での生き物探しのポイントをお伝えします!

小川で生き物を探す子ども

小川にいる生き物

準備するもの

見つけられたらラッキーな生き物

ポイントその1 生き物を捕まえるときは、ザルを使おう!

虫取り網でもOKですが、こわれやすいのでザルがおすすめ!

ポイントその2 川底からすくおう!

泥の中にひそめている生き物が多いよ!

ポイントその3 水辺の草むらをあさってみよう!

草の根もとあたりに生き物が隠れているよ!

注意してほしいこと


2025年4月1日でさくらんぼタントクルセンターがオープンして20年!!

20年の歴史すごろく♪♪ 遊びながらふりかえってみよう!

さくらんぼタントクルセンターが誕生してから、はや20年。たくさんの子どもたちの笑顔と成長を、たくさんの方々と共に見守ってきました。これからも、子どもたちの歓声が響き、笑顔があふれる、そんな場所であり続けたいと願っています。

2005年 タントクルセンターのオープン2008年 みんなでワイワイ2009年 親子あそびの学校2013年 あそびあランドのオープン2018年 けやきホールの来場200万人
年 見出し できごと すごろく
2005年 冒険のはじまり! さくらんぼタントクルセンターがオープン!みんなのワクワクが始まったよ♪ スタート!
2006年 すごい人たちが来てくれました! 皇太子さま(今の天皇陛下)が遊びに来てくれました! 2マスすすむ
2008年 みんなでワイワイ! 100万人が遊びに来た記念に「ミリオンフェスティバル」をしたよ♪ 楽しすぎたから1回おやすみ
2008年 東根市が50歳になったお祝いに「子どもフェスタ」っていう楽しいイベントをしたよ♪
2009年 「タントクル 親子あそびの学校」っていう、面白い学校を開いたよ♪(今の「里山deあそびあ」につながっていったよ)
2013年 「ひがしねあそびあランド」がオープンしたよ♪ 外であそべてうれしいから3マスすすむ
2018年 けやきホールに来場した人が200万人を突破!
2019年 「ケロポンズのファミリーコンサート」で盛り上がったよ♪ みんなでノリノリ♪1マスすすむ
2020年 ちょっと大変なことも… 新型コロナウイルス流行でタントクルセンターもちょっとお休みしたんだ… 1回おやすみ
2020年 またまた楽しいことが! ゆうぎしつが「ねんね★ハイハイルーム」に名前を変えて、けやきホールの中にお引越ししたよ♪
2023年 あそびあランドで「オレンジリボンフェスタ」っていう、みんなが笑顔になるイベントをしたよ♪
2024年 12月にけやきホールがピカピカになって、リニューアルオープン! ゴール!!

タントクルセンターを支えている方々へのインタビュー☆

けやきホールは、みんなが安心して、安全に、そして楽しく遊べる場所。その裏側には、子どもたちの笑顔を守り、遊び場を支えてくれるたくさんの人たちがいます。今回は、そんな素敵な方々に、仕事への想いや子どもたちへのメッセージを伺いました。

施設の安全を守る施設管理をしてくれているよ!

タントクルの設備や遊具の点検など、安全な環境づくりに努めています!

未来を担う子どもたちが、いつも元気な笑顔でいられますように。けやきホールでたくさん遊んで、心も体も大きく成長してください。そして、大きくなっても、けやきホールでの楽しい思い出を忘れずに、また遊びに来てくださいね。

東根市こども家庭課 技能主査 若木正美さん

けやきホールもキレイに清掃してくれているよ!

タントクルの館内の清掃、周辺の雑草処理、ごみ拾い、掃き掃除をしています。

地域への恩返しの気持ちで、毎日楽しく働いています。

子どもたちには、大谷翔平選手や本間朋晃選手のように、自分の好きなこと、やりたいことを見つけて、夢に向かって頑張ってほしいですね。

シルバー人材センター タントクルセンター派遣員 叶内馨さん

シルバー人材センターの叶内馨さん

タントクルセンター 子育て3(SUN)センター(けやきホール/子育て支援センター/ファミリーサポートセンター 3つのセンター)とみんなをつなぐ みんなでぎゅ!

みんなが安心して過ごせるように見回ってくれているよ!

タントクルセンターの鍵の管理、不審物や不審者の確認、火気点検などを行っています。

来館する人やスタッフが気持ちよく過ごせるように、館内を巡回しています。

自然に触れながら、自分たちで遊びを探してください。いろいろなことに興味を持ち、好きなことにどんどんとチャレンジする人になってください。

山形警備保障 増川澄好さん

山形警備保障の増川澄好さん

子どもの頃からけやきホールに来館しています!

今はママになり、3才と1才の子どもと一緒に来ています。

けやきホールは、スタッフのみなさんが友達のように話を聞いてくれる、温かい遊び場です。

保育園や学校の違う友達と遊べるのも、けやきホールの魅力。ここでは、たくさんの遊びと人との関わりを通して、大きく成長できます。

遊びに来てくれている秋久保桜さん

秋久保桜さん親子

けやきホールで夢を育んだよ!

小学校帰りに毎日のように鬼ごっこやかくれんぼをして遊びました。すべり台のローラーに手をはさんで大泣きしたのも、今では大切な思い出です(笑)

けやきホールは、みんなが集まる場所、世代を超えて交流できる場所であってほしい。僕たちの大切な遊び場が、いつまでも変わらずそこにあることを願っています。

僕は今、アーティストとして活動しています。みんなも自分を信じて、けやきの大木のように大きく成長してください。

「T@NPOPO」として活躍しているアーティストの柳元琉希くん

アーティストの柳元琉希くん

あそボイス 遊びに来ているママの声★

「遊育に惹かれて」

お母さんの名前 さかい まりこさん
お子さんの名前 りょうたろうさん

まだ外遊びなんてできないだろうと思いつつ、ずりばいを練習していた眠らない息子を、ヤケクソであそひろへ連れて行った。

ゴザの上から砂利や草を触っている息子の目は輝き、子どもの可能性を狭めるのは親だと気付かされた瞬間だった。それからは、家ではさせたくないような遊びや体験をさせてくれるあそひろにハマっている。

森のようちえんが理想だったけど、毎日は難しいのでここの遊育というスタイルがとても心地よいし、親も他の子との関わりを勉強させてもらってる。

そして、何より私も息子と一緒にあそひろで遊ぶのが楽しい。だから、毎週通ってしまう。

砂利にふれて遊ぶ親子あそひろで遊ぶ親子水遊びをする子ども

ファミ・サポtopics ファミ・サポではけやきホールやあそびあランドでのあずかりもできます

子どものあずかり場所は、原則、協力会員の自宅ですが、けやきホールやあそびあランドの環境に慣れているお子さんは両施設でのあずかりも可能です。

今回は、けやきホールでのあずかりを利用している利用会員に話を聞きました。

Q けやきホールでのあずかりを選んだ理由はどんなことですか?
A 子どもが遊び慣れている場所であることと協力会員さんの自宅だと物を壊したりしないか心配だったからです。
Q 利用してどうでしたか?
A いつも遊び慣れている場所のため安心してあずけられています。
Q 利用の際に気をつけていることはどんなことですか?
A いつものように、飲み物とおやつを持参しています。時々泣くこともありますが、すぐに切り替えができているようです。

けやきホールやあそびあランドでのあずかりを希望される場合は、まずはファミ・サポまでお気軽にご相談くださいね♪

TEL 0237-43-0731(ファミ・サポHP)

施設案内

さくらんぼタントクルセンター

けやきホール/子育て支援センター/ファミリー・サポート・センター

住所
〒999-3796 山形県東根市中央一丁目5番1号
電話
0237-43-0731
FAX
0237-43-0732
利用時間
9:00~18:30
休館日
毎月第2水曜日(8月は第4水曜日)※祭日にあたる場合は翌日

ひがしねあそびあランド

住所
〒999-3721 山形県東根市大字東根乙1119番地の1
電話
0237-43-5551
FAX
0237-43-5557
開園時間
4月1日~9月30日 9:00~18:00 10月1日~3月31日 9:00~16:00
休園日
毎月第2水曜日(8月は第4水曜日)※祭日にあたる場合は翌日・年末年始(12月28日~1月4日)

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※紙面から文字を起こして掲載しています。紙面のレイアウトや写真は「紙面で見る」でご覧いただけます。

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