あそびあランドのお隣の大森山。

春の山菜から秋のきのこまで、とっても豊かな山ですが、いい笹が採れる事で有名でもあります。

そして、毎年この時期作るのが笹巻きです。

ブログでどこまでお伝えできるか不安ですが、作ってみたいと思います。

実は・・・

この笹巻き、地域によっていろんな作り方や巻き方があるのです。

今日は、私の実家で作っていた笹巻きのつくり方でやってみたいと思います。

まずは笹を採ってきます(^O^)

採ってきた笹は、水につけてさっと洗います。

その後、新しいスポンジやきれいなタオルなどで両面をきれいに洗い流します。

きれいにしたら、水気を切ります。

もち米は、洗ってざるにあげておきます。

その間に、ひもを用意します。

本当は”ひご”なのだと思いますが、なかなか手に入らないので、私は焼き豚を作る時のタコ糸を使います。

ある程度の長さに切って1個巻いてみて、長さが大丈夫だったら、何本も切って準備しておきます。

それでは巻き始めます。

笹は大きいのや小さいのがあるので、なるべく大きさをそろえるようにします。

このぐらいなら大丈夫です(*^-^*)

笹の裏を合わせて、葉先も反対にします。

葉の1/3くらいの所を中心にして、円錐を作ります。

外側のふたになる部分が、葉の根元になるようにしてくださいね。

そこにお米を8分目まで入れます。お米は膨らむので、たくさん入れると大変なことになるよ(*’▽’)

これ、ちょっと少なめだったかなぁ(^▽^;)

これを上からふたをするように閉めます。

三角でもなくて、ちょっと独特の形になります。

これにひもをかけていきます。

奥の方に5センチほど残して糸をおさえます。

二回巻いて・・・

巻いたほうの糸に巻き付けるように一回縛ります。

そこにもう一度巻き付けるように結ぶと出来上がり。

長い方を引っ張っても取れず、短い方を引っ張るとほどけて食べやすい、という結び方です。

これを5個ずつ一束にします。

作りながら、大きなお鍋にお湯を沸かしておきます。

そこにあまり密にならないように笹巻きを入れます( *´艸`)

最低でも30分、大きめの時は40分煮ます。

煮あがったらざるに取り、水気を切ります。

昔は軒下に干しておいたんですけどね。

そうしてこれが、笹の殺菌作用で保存食にもなるのでした。

ところが・・・

膨らんで、こういう風に笹から出てしまったところから、かびたり腐ったりするのです。

笹の殺菌作用、本当にすごいです(*^^)v

出来上がった笹巻きは、定番のきな粉はもちろん、納豆で食べるのもおいしいですよ。

笹はこの時期のものがいいので、取ってきてきれいに洗い、冷凍して取っておくという方もいらっしゃいます。

これは失敗作、糸がほどけてしまいました(>_<)

こんなこともあるのです(‘◇’)ゞ

これも食べられるので、きな粉を付けて食べます。もったいない、もったいない(;^ω^)

巻き方、難しい時はお伝えすることもできるので、声をかけてくださいね。

あそびあのおばちゃん ほそや